こんにちは、ゆくゆく(@yukuyukuhappy)です。
皆さんは、ついつい衝動買いをしていませんか?
「また無駄使いをしてしまった…。」と、後悔することも多いのが衝動買い。
やめたいと思ってもなかなかやめられず、自己嫌悪に陥ってしまいますよね?
実は。
衝動買いをやめることは、短時間で簡単にできてしまうんです。
この記事では、【衝動買いの欲求を抑えるにはどうすればよいのか?】について紹介していきます。
本質とコツを押さえて、上手にムダな支出を減らしていきましょう!
目次

ストレスを発散する捌け口としてお金を使うと、その瞬間の欲求は満たされるので一時的には心が落ち着きます。
ですがその結果、【貯蓄が無い上に部屋は物で溢れてさらにストレスが溜まる】という悪循環に繋がることも。
つい衝動買いをしてしまう人は、以下のことを考えてみましょう。

衝動買いと通常の買い物では目的に対する意識が真逆なので、得られる結果も真逆になります。
衝動買い→【買う】という行為自体が目的なので、買った後のことに意識が向かない。
結果:瞬発的にはスッキリした気持ちになるが、最終的には心が満たされない。
通常の買い物→欲しい物やサービスが先にあって、その対価としてお金を支払う。
結果::お金を支払ったことで得た物やサービスを通して満足感を得られるので、その後も満足感が持続する。
衝動買いをしてしまう原因は、欲求を満たす根本が【買う】という行為にあるからです。
なので、欲求が湧く度に新たに買い物をしない限り、衝動の芽を摘むことができません。
本来の買い物は、買ったものを繰り返し使うことやきちんと消費することによって欲求を満たします。
だから、部屋が使わないもので溢れてしまうことがないのです。
使わなくなったということは十分に消費したということですので、迷うことなく処分ができますからね。
衝動買いをしてしまう原因は、この【買い物の本質】を見失ってしまうためです。
本質を見失わないためには、「どうして、それが欲しいのか?」を冷静に判断することが必要になります。
しかし、衝動的な感情と冷静な判断は対極的な存在ですよね?
どのようにすれば、冷静に判断できるようになるのでしょう?
【アンガーマネジメント】という言葉をご存知でしょうか?
アメリカでは、すでに普及しているテクニックです。
怒りを予防し制御するための心理療法プログラム。
引用:Wikipedia
怒りを上手く分散させることができる。
人は、怒るとアドレナリンが分泌されます。
【分泌は6秒後にピークを迎えるので、6秒待って冷静さを取り戻しましょう】というのが、この技術です。
近年は、アンガーマネジメントを取り入れる企業も増えてきました。
感情に振り回されるのではなく、常に冷静に状況を判断して感情をコントロールすることで後悔を減らすことができるということですね。
爆発させた感情によって失うものがあるのは、怒りも衝動買いも一緒ですよね?
感情に身を任せなければ身も心も健やかに保つことができるので、怒りに限らず一度触れてみてはいかがでしょうか?
ここで、よくある簡単なクイズを出題してみます。

【膝】って、10回言ってみて。

ひざ、ひざ、ひざ…×10!

(肘を指して)ここは?

ひざぁぁっ!
…あぁぁっ!こ、こんな、こんな簡単なことに騙されるなんてぇぇっ!!
くまくまは単純ですが、もう一問出してみます。
次は、答える前に6秒間じっくり考えてから答えてみてください。
皆さんもご一緒にどうぞ。

【鹿】って、10回言ってみて。

しか、しか、しか…×10!

サンタクロースはイヴの夜、何に乗ってる?
(6秒間考えてみてください)

はい、くまくまさん!

…ノリにノッてる…?

残念!正解は【そり】でした!

なんでよぉ!世界中の子供達の注目を浴びて、ノリにノッてるじゃない!!
【サンタクロースはイヴの夜、ノリにノッてる】でしょ!
当たってるでしょぉがぁぁ!
どうでしたか?
【そり】、答えられましたでしょうか?
つい咄嗟に【トナカイ】と答えたくなるところですが、6秒間考えることで冷静に判断できるようになるわけですね。
買い物についても同じことが言えます。
「これを買う!」と思った時に、6秒間一時停止をしてみましょう。
もしかしたら、それは本当にあなたが欲しいものではないかもしれませんよ?
アンガーマネジメントを活用して感情をコントロールすることができれば、自分の頭でしっかりと行動を選択することができるようになります。

もし、6秒間待っても欲求が抑えられない時は、買った後の姿を想像してみましょう。
例えば、「今日はむしゃくしゃするから、やけ食いをする!」と心に決めたとします。
感情に任せて食べ続けた結果、どうなると思いますか?
ひたすらに食べ物を購入(注文)する。
結果…費やした額への後悔と、食べ過ぎたことへの気持ち悪さが残る。
→満足度は低い。
大体の場合、このような結果になるかと思います。
あるいは子供の頃、よく親御さんにおもちゃをおねだりしませんでしたか?
もし、その場で親御さんがおもちゃを買ってくれなかった時。
それは、あなたが別のおもちゃを買って間も無い時が多かったのではないでしょうか。
【欲しい!】という衝動に駆られる。
→家に帰れば、遊んでいないおもちゃがたくさんある。
→今買っても、遊ぶ機会は訪れない。
ということを、あなたの代わりに親御さんが冷静に判断して選択していたわけですね。
衝動買いの心の本質は、あの時のおねだりと大きく変わりません。
ただ一つ違うのは、衝動を止めてくれる親御さんは近くにいないこと。
だからこそ大人になった今は、冷静に考える頭が必要になるのです。
結果までをイメージできれば、衝動を堪えることは簡単です。
そして、本当に心を豊かにするものにだけお金を使うことができるので、有意義にお金と向き合うことができますよ。

日々生活をしていれば、毎日様々なものを購入することになります。
もちろん全てを記憶することはできませんが、中にはお金を使った時のことをいつまでも覚えている買い物が必ずあるはずです。
- 生まれて初めて訪れた場所の景色
- 激しく心を揺さぶられた小説・映画・演劇etc
- 会いたい人と過ごした時間
- 大好きな趣味に費やした時間
これらのことに、値段は関係ありません。
多くのお金を費やさなくても、一生モノの買い物をすることはできます。
衝動買いをしそうになった時は、「来年の今も、この時に使ったお金のことを覚えてる?」と問い掛けてみましょう。
それだけでも、かなり衝動は抑えられますよ。
- 景色の良い場所まで車で出掛けて眺めた流星群。
- ずっと話してみたかった人と、公園で犬とじゃれながら過ごした1日。
- 様々な人にプレゼントを渡した時の反応。
コロナ禍なので、できることには制限がありましたが、記憶に留まるお金の使い方というのはどれも心を満たすものばかりです。
10,000円を何に使ったとしても支出の額としての10,000円は変わりませんが、得られる満足度はまちまちです。
衝動買いは買うこと自体が目的なので、満足度は低くなってしまいます。
本来の買い物は、買ったものを使って消費することで心を満たすので、一度買えば一定の満足度が持続します。
その中でさらに価値のある買い物ができれば、一度使ったお金で一生続く満足感を得ることも可能ですよ。
いつまでも心に残るようなことや物にお金を使う。
使ったお金が心に残らない場合…「ただお金が減った」という現実だけが残る。
衝動買いを抑えるためには、
- 6秒間待って、冷静さを取り戻してから判断する。
- 買った後の姿(結果)を想像する。
ことが大切です。
そして衝動買いを抑えられた後は、心を豊かにすることにお金を使う未来をイメージしてワクワクしましょう。
また、支出を抑えられれば生活防衛資金を確保することができます。
生活防衛資金を確保できれば、心に余裕が生まれます。
心に余裕が生まれると視野が広がり様々なことに気付け、大事な人に今よりももっと優しくなることができますよ。
→生活防衛資金の確保のしかたのコツ


皆さんが、お金と健やかに付き合えたらと願っています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!