こんにちは、ゆくゆく(@yukuyukuhappy)です!
近年、楽天関連ではポイントサービスの改悪に関するニュースを度々目にしますよね。
正直、「またか…」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今まで受けられていたサービスが受けられなくというのは、誰にとっても悲しいものです。
そんな少しずつ改悪が進む楽天から、さらに新たなサービス内容の変更が発表されました。

楽天さん?さっき改悪したばかりでしょ?

「おじいさん?さっきご飯食べたばかりでしょ?」みたいに言うねぇ。
この記事では、2022年4月から変更になる楽天ポイントの進呈ルールについて触れながら、改悪に対してどのように対処していくのが有効かについて紹介していきます。
まずお伝えしたいことは、小さな改悪を気にする必要なんてありません。
キーワードは、【やられたらやり返す】です。
目次

2022年4月1日以降は、楽天市場での購入額に対する楽天ポイントの付与が、税込価格から税抜価格へと変更になります。
→楽天市場お買い物時のポイント付与対象金額の変更について
例えば商品価格10,000円の買物をした場合は、
【変更前】
支払額11,000(税込)…110ポイント(11,000円の1%)
【変更後】
支払額11,000(税込)…100ポイント(10,000円の1%)
と、これまでよりも10ポイント少なくなってしまいます。
また、楽天ポイント進呈ルールの変更は楽天市場のみではありません。
その他の主要なサービスも含まれていますので、楽天経済圏を活用している方は、下記のページで必ず確認しておきましょう。
→変更対象サービスについて
特に楽天トラベルは、一度で支払う額が大きいサービスのため、税込と税抜の差は大きくでてしまいますので要注意です。

従来からある楽天市場でのポイントUPプログラム・楽天SPUですが、利用者が限定されるところでは2021年11月1日以降、楽天ビューティのSPUが改悪されました。
変更前:楽天ビューティ月1回3,000円(税込)以上のネット予約&施術完了でポイント+1倍
変更後:楽天ビューティ月1回3,000円(税込)以上のネット予約&施術完了でポイント+0.5倍
改善のお知らせは目にしませんが、改悪のお知らせは目にする機会が多いですよね…。
改悪の裏には、必ず改悪せざるを得ない理由があります。
理由はもちろん、楽天モバイルへの先行投資の赤字が未だに解消されていないことが大きいでしょう。
楽天の改悪が本格的に始まり出した時期は、2018年頃からでした。
楽天モバイルの前身・楽天モバイルネットワーク株式会社の設立が2018年1月なので、とても分かりやすいですね。
下の画像は、楽天グループを3つに区分した際の売上と損益の数字です。
インターネットサービスは、【楽天市場や楽天トラベルなどの事業】を意味しています。
そしてフィンテックは、【楽天銀行・楽天証券・楽天カード・楽天保険といったサービス】になります。
3つの項目の中でモバイル事業の赤字が如実ですね。
さらに、昨年よりも今年の方が赤字が大きく膨らんでしまっています。
この結果を見ると、改悪が続くのも納得ですね。
とはいえ、これまでと同じようにサービスを利用し続けるだけではもったいないです。
消費者も何かしらの対策を考えなければなりません。
赤字覚悟で投資を続けている楽天モバイルを使い倒す
改悪は、赤字の穴埋めのために行われています。
それならば…。
こちらも改悪の穴埋めのために、先方の防御が甘いところに入り込んで元がとれるくらいに使い倒してしまいましょう。
やられっぱなしは、NGです。
【やられたらやり返す】です。

H沢N樹だね!

うん、「倍返しだ!」だね。

よっ!半沢ー!!

ねぇ、イニシャルにした意味は…!!
参入して間もない今の時期は、とにかくユーザーを増やすために割安なプランを大々的に打ち出しています。

今防御が甘いところは、間違いなくココです。
楽天モバイルを使い倒す方法については、こちらで詳しくまとめてありますよ!
→楽天モバイルのテザリングで、スマホが何でもできるモバイルルーターに大変身!

楽天モバイルも、いつまでこのサービスを維持できるのかは分かりません。
これまで改悪で痛い目を見ている方は、身にしみていますよね(笑)
サービスが存在しているうちに、お得なものは狙いを定めてヘビーユースです。
固定費の削減は大きな節約に繋がりますから、上手く利用して楽天ポイントの改悪のダメージを回避しましょう。
楽天SPUを活用する

楽天SPUでは、楽天サービスを使う他にもポイントの倍率を上げる方法があります。
倍率を+1倍にするだけで、改悪前の通常時よりも得られるポイントは多くなりますよ。
例えば、5と0のつくは+2%なので、

【変更前】
支払額11,000(税込)…110ポイント(11,000円の1%)
【変更後】
(SPUで+2%にすると…)支払額11,000(税込)…300ポイント(10,000円の1% + 2%)
に。
その他にもお買い物マラソン・楽天スーパーセールを活用すれば、改悪に関する影響は殆ど受けずに済みますね。
必ず消費する機会のある日用品は、このタイミングでまとめ買いが有効です。
他の経済圏に切り替える
もしも楽天に魅力を感じなくなったのなら、その時は早々に他の経済圏に切り替えてしまいましょう。
今や経済圏は様々です。
とはいえ、人間は本能的につい現状維持を選択してしまう生き物であるもの。
ですが、自身のライフスタイルに合わないにも関わらずその場に留まり続けていては、最後は茹でガエルになってしまいますよ。
【熱湯の鍋の中にカエルを入れると、驚いて飛び出してしまうが、水の入った鍋にカエルを入れて火にかけるとカエルは鍋の中から出ずに最後には茹で上がってしまう】
という、
【現状をよく思っていなかったとしても、今ある状況に留まり続けてしまって取り返しのつかないことになってしまうこと】
の喩え話。
すぐ動く人になるためにはどうすればよいのかを考えることは、とても重要なことですね。
→【茹でガエルにならないために】動く前に悩んでしまう人が、すぐ動く人になるために必要な考え方

キャッシュレスが進んだ今の時代は、ポイントの存在が大きいですよね。
ですが、もともとのポイントの意味を忘れてはNGです。
根本的には、ポイントはあくまでおまけです。
1人のお客さんに自分の会社の様々なサービスを使ってもらうための、【囲い込み戦略】のツールです。
例えるなら、【釣り人(企業)】が、釣り竿の先に【エサ(ポイント)】を付けて、【魚(お客さん)】を釣る姿を想像してください。

魚からしたら、美味しいエサが水中に浮いているようにしか見えませんが、その上では釣り人がギラギラと獲物を狙っています。
ユーザーが目指すのは、エサの存在に気付くことではありません。
エサが垂らされた理由に気付くことです。
賢い魚は、エサだけを食べてサッと逃げていきますよね?
私たちも賢い魚を目指していきましょう!
改悪が続く楽天サービスですが、その背景には改悪せざるを得ない理由が潜んでいます。
採算を横に置いて大盤振る舞いをしている楽天モバイルが、その主な理由と言って間違いないでしょう。
過去に楽天でお得過ぎたサービスが徐々に平均並の内容に落ち着いていったように、いつ楽天モバイルが内容を変更するかは分かりません。
お得なうちに存分にヘビーユースして、その上でポイントUPプログラムを上手に活用していくことで、改悪の波に対処していきましょう。
【木を見て森を見ず】にならないように、改悪にばかり気を取られないように気をつけたいですね!
もしも、それでも垂らされているエサに魅力を感じなくなったのなら、その時は早々に見切りをつけるのも手です。
あなたの生活スタイルにあった、損をしない方法を探してみてください!