こんにちは、ゆくゆく(@yukuyukuhappy)です。
このブログでは、日々の生活を快適に過ごすためのツールについてご紹介していきます。
最近、国際ブランドが提供するものが増えてきて、目にする機会が多くなったデビットカード。
クレジットカードを持っていればキャッシュレス決済で不便なく過ごせるので、持つことを検討していない方も多いかもしれません。
持っていない人でも仕組みを理解している人の多いクレジットカードですが、まだデビットカードに馴染みのない方も多いと思います。
そこで今日は、そんなデビットカードの魅力をご紹介します!

呼んだ?

誰!?…うさぎ!?

デビットせきねだよ。

……!?
目次
デビットカードとは、カードでの支払いと同時に自身の銀行口座から引き落としがされる仕組みのカードです。
銀行口座から現金を引き出さずに支払いができる利便性や、銀行口座の残高以上にお金を使いすぎる心配がない安心感などから人気が出てきています。
デビットカードには、
- J-Debit…銀行のキャッシュカードをそのまま買い物で利用できる。(海外利用不可)
- 国際ブランド付きデビットカード…国内・海外問わず国際ブランド加盟店で利用できる。
の2種類があります。
先発のJ-Debitが2000年頃に本格的にサービス開始されたことを考えても、まだ歴史は浅いですね。
歴史は浅いですが、クレジットカードには無いメリットがあるので、とても便利なカードなのです。

僕はつい最近まで、キャッシュカードはATMで使うためだけのものだと思っていました。お恥ずかしい…!
- カード利用時に銀行口座から即時決済されるので、クレジットカードのように時間差で請求が来ない。
- 審査がないので、申し込めば誰でも入手できる。
- 所持金以上の支払いになることがないので、リボ払い地獄に陥らない。
- 高校生からでも持つことができる。
- お金を引き出すためにATMを利用する必要がない。
今まで現金主義者でクレジットカードへのハードルが高くなっていたスーパーホワイトの方でも簡単にキャッシュレスの生活を歩めるのは、デビットカードの強みです。
ATMについて、早朝や夜間の手数料がかかる時間帯を考慮することもATM待ちの列に並ぶ必要がなくなるというのも一石二鳥ですね。

買いたいものがたくさんあるけど、現金を持ち歩かなくていいから楽チン!!ぐへへ!
数時間後

あ…あれ!?残高不足で決済できなくなっちゃった!

クレジットカードみたいにカード地獄にはならないけど、お金の管理は頑張った方がいいよ〜。
J-Debitよりもクレジットカードに寄った機能が備わっているのが、国際ブランド付きデビットカード。
ゆくゆくは楽天経済圏を活用していますので、ここでは楽天銀行デビットカードを例にお話を進めていきます!
楽天銀行デビットカードで選べる国際ブランドは、VISAとMasterCardとJCBの3つです。

世界5大ブランドのうち、アメリカに強いVISA・ヨーロッパに強いMasterCard・日本発国際ブランドJCBと、幅広い方面から自分に合ったブランドを選べます。
VISAのみベーシック・シルバー・ゴールドと、年会費に応じてランクの別れたカードが用意されているのが特徴ですね。
VISAのシルバーデビットとゴールドデビットは、両方ともVISAゴールド優待を受けることができます。
- 国際線フライトでの空港から自宅までの荷物を、特別料金で配送できる。
- 海外でのWi-Fiルーターレンタルを定価の40%オフで利用できる。
- 国際線利用時の一時的に手荷物を預ける場合、通常の15%引きで利用できる。
- 北海道・関東・沖縄のニッポンレンタカーでベンツなどの輸入車を借りる場合、一般料金から15%オフで利用できる。
出典:楽天銀行
国内外問わず旅行をよくする人にはお得な優待ですね!
ただ、そこまで旅行で利用しない人にはベーシックでも十分かと思います。
続いてJCBを見ていきます。
JCBの特徴は、何と言ってもJCBプラザとJCBプラザ ラウンジが利用できることです。
- JCB加盟店情報、観光情報の案内
- ホテル、レストラン、オプショナルツアー、各種チケットなどの手配
- JCBカードの紛失・盗難時のサポート
- Wi-Fi 無料サービス
出典:JCBプラザ
- Jインターネット・プリントアウトの無料利用
- 日本語新聞・雑誌の閲覧
- ・現地ガイドブック・情報誌の閲覧
- フリードリンク・マッサージチェアの利用
- レンタル傘や荷物の一時預かり
出典:JCBプラザ
のサービスを受けることができます。

ラウンジ並みのサービスだね!
設置都市も、多くの日本人が訪れる観光地に特化しているので、まさに日本発国際ブランドの強みを活かしたサービスですね。
最後はMasterCardです。
MasterCardの特筆した特典は見つけられていないのですが、日本人が行く観光地として馴染みの薄い場所ではMasterCardが幅広く対応しているので、利用環境によってはMasterCard一択の場合もありそうです。
デビットカードは、クレジットカードと同じく支払い機能のあるカードですので、万一の時の補償が気になりますよね。
どの銀行のカードであっても不正使用についての付帯保険は整備されているので安心です。
“補償は楽天銀行が通知を受理した日の30日前以降、受理した日から60日後までの91日間に行われた不正使用による損害に対して行われ、1口座当たり年間100万円を限度とします。’’
引用:楽天銀行
と明記されています。
ただし、過失があったと認められる場合やカードに署名が無かった場合には補償がされませんので、
- 近しい人にはカードを貸さない、
- 絶対に暗証番号を教えない。
- カードの裏にはきちんと署名をしておく。
を徹底しておきましょう。
通常の利用のしかたを守っていれば過失は認められそうでので、補償が整備されているのは安心ですね。
年会費を支払うVISAシルバーデビットとゴールドデビットには、加えて別途ショッピング保険や国内外の旅行での傷害保険も備わっています。
クレジットカードをお持ちの方は傷害保険が付帯されているものが多いので、その場合は年会費無しのデビットカードで問題無さそうです。
もちろんデメリットもありますので、メリットとデメリットの両方を理解した上で、自分にとって何が最適かを選んでいきましょう。

良い所だけを見て判断すると、いざとなった時に困ってしまう可能性もあります。
- 還元率がクレジットカードよりも低い。
- ガソリンスタンドで使えない。
- 高速道路の料金が払えない。
- 飛行機の機内販売で利用できない。
- 分割払いができない。
- クレジットヒストリーが作れない。
還元率がクレジットカードよりも低い。
デビットカードの還元率は、以下の通りです。
カード | 還元率 |
---|---|
三菱UFJデビット | 0.2% |
Sony Bank WALLET | 0.5% |
イオン銀行キャッシュ + デビット | 0.5%~1.0% |
楽天銀行デビットカード | 1.0% |
SMBCデビット | 0.5% |
セブン銀行デビット付きキャッシュカード | 0.5% |
住信SBIネット銀行ミライノデビット | 1.0%(MasterCardプラチナの場合・年会費11,000円) |
あおぞらキャッシュカード・プラス | 1.0%(半年間で60万円以上利用の場合) |
りそなデビットカード | 0.5% |
VISAデビットカード | 0.2% |
クレジットカードの還元率は1.0%以上が殆どですが、デビットカードに目を向けると還元率1.0%のカードは少なめですね。
ガソリンスタンドで使えない。
※イオン銀行・スルガ銀行・楽天銀行・PayPay銀行のものは利用可(条件有り)
セルフ式のガソリンスタンドなどはオフライン決済のものが多く、給油後と決済までのタイムラグが出るため、多くのデビットカードで支払いができません。
利用できるカードも、一定の残高が無い場合は決済できない点は注意しないとですね。
高速道路の料金が払えない。
即時決済が基本のデビットカードは、ETCカードを作ることができません。
残高不足でETCレーンを通過しようとした際に、ゲートが開かなかったらとても危険ですものね。
飛行機の機内販売で利用できない。
機内はオフラインですから、紐付けられたカードの残高をフライト中に確認することができないからです。
クレジットヒストリーが作れない。
カード会社の借入状況が更新されることは当然ないので、クレヒスに記録はされません。
もしもいつの日か、高ランクのクレジットカードを作りたくなった時に、良くも悪くもクレジットヒストリーが築けていないということが裏目に出る点は覚えておいた方がよいかもしれません。
デビットカードは、クレジットカードと似ている性質とデビットカードにしかない強みを併せ持つ、独特の強さのあるカードだと言えそうです。
両方を持って生活すれば、キャッシュレスの生活は殆ど不自由なく快適に暮らせるのではないでしょうか。
年会費無料のものでしたら作ることでのデメリットは何もないので、1枚持っておくのも良いと思います。
一歩ずつ見える世界を広げて、心豊かな日々を過ごしていきましょう!

紛失と盗難には、くれぐれも気をつけてね。
デビットせきねでした。

何者なの!?